お菓子で旅するイタリア|ビスコッティ
アーモンド風味でカリカリした食感のビスコッティ。最近はコーヒーやワインに浸して楽しむだけではなく、フルーツ入りやそのまま食べられるビスコッティも人気です。
今回は本場イタリアのビスコッティ・メーカーと日本のビスコッティ専門店をご紹介します。
本場イタリアのビスコッティメーカー
最初にご紹介するのは老舗ビスコッティ・メーカーのアントニオ・マッティ(ANTONIO MATTEI)です。
アントニオ・マッティ
アントニオ・マッティは1858年にフィレンツェから車で30分ほど離れたプラートのリカソリ通り22にBiscottificio(ビスケット工場)を開きました。
卵、アーモンド、松の実、小麦粉、砂糖の5種類で作られるアーモンドビスケットはたちまち人気となり、国内外の品評会で数々の賞を受賞しました。1867年パリ万国博覧会でアントニオ・マッティのビスコッティはその功績を称えられました。
2018年5月に創立160周年を迎えフィレンツェに博物館&ショップ「Bottega Antonio Mattei」がオープンしました。
「Bottega Antonio Mattei」ではビスコッティのパッケージの変化を時代を追って見ることができます。
作家のヘルマン・ヘッセやビル・クリントン元大統領もお気に入りという歴史あるアントニオ・マッティのビスコッティ。贈り物にしても喜ばれそうですね。